父の教え

 

先週撮った、ハートの中に仲良くおさまる母と姉(笑)


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姉は若い頃から、

「操ちゃんはお母さんにそっくり。」

と親戚の叔母や叔父からよく言われていた。

私も母と姉を見てそう思っていたが、
私は、子供の頃から親に似ていると言われたことが
ほとんどない。

まぁ、だからと言って、
そんなことは全く気にもかけずにいたが、

小学生の頃、

一度だけ、

兄から、

「お前は利根川の橋の下で拾われてきた。」

と言われたことがある。

え、え、えーーーーーーー(@_@)
だから、私だけ一重で目が細いのか(;_:)
と小学生なりに傷つき、
あやうく真に受けそうになったが、

基本、単純な私は、

「いや、そんなことはないだろう(*'▽')」

とすぐに思い直し、

気楽な末っ子生活をぼよよんと過ごしてきた。

私はチーズ味のカールと牛乳をそばに置き、
屋根の上でマーガレットを読むのが好きだった。

今では考えられないが、
子供の頃住んでいた家は2階の子供部屋から
屋根に出られた。

屋根に布団を干していて、
その布団で昼寝をしていたのを覚えている。

今思えば、よく落ちなかった(*_*;

そう言えば、

どれくらいの期間だったか記憶は定かではないが、
自分の部屋の枕もとのスタンドの球が切れてしまい、
取り換えるのが面倒で、それから、しばらくの間、
ろうそくで過ごしていた事がある。

これも、今思えば、よく火事にならなかった(*_*;

仕事が忙しかった両親はほとんど家にいなかったから、
きっとこんなことは知らないに違いない。

祖父母といる時間のほうが長かった私たち兄弟は、

子供の頃からほとんどケンカをしなかったし、
ずっと助けあってきたような気がする。

が、

いや、違う。

末っ子の私を、姉と兄がずっと助けてくれていた。

と、今さらながらそう思う。

だから、

「兄弟仲良く」

と言っていた父の教えを、

姉と兄のおかげで今も守ることができている。


ところで。

最近、鏡に映る自分の顔を見ると、

「姉に似てきたなぁ。」

と思うし、

周りからも「似ている」と言われる事が増えてきたが、

兄とは、

「え?兄弟なの?」

と初対面の方には驚かれることのほうが多い。

・・・と言うことはですね、

橋の下から拾われてきたのは、

実は兄のほうなんじゃなかろーかと思う今日この頃( ̄▽ ̄)