肯定ファースト②

昨日からの続きです。

「肯定ファーストと聞いてイメージすることは?」
とスタッフに聞いてみた。


話を聞く、
相手を否定しない、
認める、
共感する、
理解する、
相手が嫌がることをしない、
笑顔で接する、
安心・安全な場所をつくる、
受け止める、
傾聴する、
見守る、
伝える、
ありがとう!と言う、

などなど・・・。

一番多く出てきた言葉は、

認める、

だった。

認める。

なるほど。

でも、何を?

うーん、

何だろう?

あーでもない・・・
こーでもない・・・

あ、存在?

存在かも?

存在か?

と言うことで、

「存在を認める」

と言う結論にたどり着いた。

でも、

次は、

「存在を認める」

ってどういうこと?

と言う疑問が沸いてくる。

「肯定ファースト」が引き起こす葛藤を表明したスタッフは、

相手の言動に理解、納得が出来ないにも関わらず、
「肯定せねば」と言う思考にに囚われて、
がんじがらめになってしまった。

例えば、

相手が話している内容に理解、納得が
出来なければ、理解、納得をするために
こちらができることは、無理やり肯定することではなく、
質問をすることだろう。

相手を理解するために、
正直に投げる問いは否定ではない。

となると、

その前に、まずは、何を見ればいいのか? 

まず見ていくのは、多分、行動なのでは?

と言うか、

目に見えるのは、行動しかない。

内容は、とりあえず、さておく。
内容と行動を切り離し、
まずは目に見える行動を認める、

相手の行動を見る。

そして、

認める。

そして、

そこからやり取りを始める。

それが存在を認めることとイコールかどうかは神のみぞ知るだが(笑)

まだまだ、この先、肯定ファーストで話し合う時間が続きそうだ・・・。
話は変わって・・・

少し前から約1ヶ月の予定で、
ウチに研修に来ているAさんが、
先日、社内のミーティングに初参加した。

Aさんから、

大の大人が、いいことも悪いことも、
あんなにストレートに自己開示しながら話しあっている姿を
初めて見た。それも会社の中で。驚きました・・・。

と言われた。

ともすると、私たちは、

会社では特に、本音を言わないように、言わないように、
相手に気遣いながら、我慢しながら、見ないふりをして
一生懸命過ごしていたりするけれど、

それはあまりに面白くない。

なぜなら、

何をどうやっても、
相手が受け取ることをこちらで決めることはできないからだ。

であれば。

自分の思っていることを自分の言葉で正直に語ったほうがいい。

自分が伝えたいことを自分の言葉で正直に伝えたほうがいい。

そして、

お互い正直に語れる環境を作る第1歩として、

きっと、肯定ファーストはある。

無理やり着地m(__)m


金魚、大きすぎ~