それだけで武器なんだから

 

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今日は夜勤明けの荻野チーフに、
少しだけ時間をもらってインタビューをした。

今朝、上司の在り様を色々考えていて、

例えば、上司が取り組んでいることで、
自分はあまり興味がないことに対して、

どんな時に、どのタイミングで、

「自分も協力しよう」

と思うようになるのかを、

荻野に聞いてみたくなった。

と言うのは、

荻野は、少し前にはさほど興味がなさそうだった
社内のイベントに、ここのところ、割と精力的に
取り組んでいる気配があるからだ。

それは何故なのかを聞いてみたかった。

30分のインタビューを5行にまとめると、
こんな感じになる。

「上司であるマネージャーが、
 月に一回開催しているイベントの企画、運営に四苦八苦していた。
 でも、四苦八苦しながらも、毎回なんとか形にしていく。
 その使命感と決して泣き言を言わない潔さに影響され、
 「自分も協力したい」と思うようになっていった。」

以上。

なるへそ。

マネージャーの在り様が荻野の気持ちを変えた、と言うことだ。

四苦八苦しながら泣き言を言わなかったマネージャーの存在価値は、
マネージャー自身が決めることではなく、
それを受け取る人が登場した時に初めて決まる。

価値は自分では決められないということなんだ、な。

仕事をしているといいことはたくさんあるが、

「人は人に動機づけられる」

ことを目の当たりにできるのは、いいことベスト3に入る。

荻野は今週の土曜日に社外のお客様の前で、

「ビジネスホテル、地域のために何ができる?」

をテーマに15分のプレゼンをするらしい。

「人はエピソードで記憶すると言われているんだから、
 上手い、ヘタ、なんかどっちでもよくて、
 あの髪の毛なかった人の話が一番面白かった!って
 言われるような話しにしてみ?」

と言ったら、

ニッコリ笑って、

「わかりました!」

と言っていた。

まさに、ツルツルでピカピカを地でいく笑顔は、
それだけで、武器だと思う。

なんの武器?

ビジネスカジュアル攻撃(←かなり気に入っている)を
防ぐ武器・・・って、

しつこ~い、うえに、くだらな~い(笑)