自発的に仕事に取り組むご機嫌な社員日本代表

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私はホテルグリーンコアの社長だが、
(社)マザーリングマネジメント協会の代表でもある。

マザーリングマネジメントは、
「自発的に仕事に取り組むご機嫌な社員を増やすマネジメント」
なのだが、

不思議なもので、自発的に仕事に取り組んでいるスタッフは、
だんだん個性が際立ち、強みが明確になってくる。

ウチの子供店長こと入澤マネージャーの強みは、
人を巻き込む行動力だろう。

次回で26回目を数える「誰でもプレゼン」

これは、地域の方をお招きしてホテルの一角を
開放しご自身が取り組まれていることを
プレゼンして頂くと言うものなのだが、

地域の皆さんを少しずつ巻き込みながら、
2年以上も継続してこれたのは、
入澤の行動力があってこそだろう。

地域の方々と繋がったことから、
地域への興味が広がり、
その興味が町の未来へと繋がった入澤は

「数年先人口が大きく減少してしまうこの町は
このままじゃダメだ。何とかしたい!」

と思いある日私のところへやってきた。

「幸手市観光地化計画」

と言う今さっき思いついたようなアイデアを持って(笑)

入澤は、今年ウチのホテルにも昨年に比べると
かなりハイペースで外国人の方々が
泊まりにきているが、多分お客様には
「幸手市」に泊まりにきているという
自覚はない、と言い、

ボランティアで地域の日本語学校の先生をしているので
幸手市に住む800名弱の外国人の方たちの生活形態にも
色々詳しい。

そんな背景から、

「幸手市に泊まりに来る外国人に
ちゃんと幸手市を知ってもらいたい!」

「幸手市で仕事をしている外国人にこの町で仕事が出来て
良かったと思ってもらいたい!」

と言う。

そして、

「埼玉県を訪れる外国人プラチナルートの川越と
秩父に幸手も入れてもらいましょう!」

と。

ゲホッ。

そんな入澤の熱い想いで始まった

「幸手市観光地化計画」

先日40名近くの方にお集まり頂き第1回目の会議が終了した。

たった2時間のセッションでも様々なアイデアが出て面白かった。

私は司会進行だったので、少し離れた場所から、
知らない人同士が頭を寄せあい、あーでもない、こーでもないと
話をしている姿をみるのは、いいよなと思った。

「なんでかな?」と考えた。

知らない人同士が頭を寄せ合って、
あーでもない、こーでもないと言っているのは
まさに「関係を作っている瞬間」だからだな、と
話し合う皆さんの姿を見ながら一人で納得。

地域の繋がりは一日でできるものではないから、
小さな事を積み重ね、パイプを太くしていかない限り、
繋がれないし、繋がらないだろう。

まして、職場が家から遠くなってしまった今の時代は、
誰かが意図的に参加動機を引き起こすような
「小さな事」を作らなければ、なかなか地域の人同士は
繋がれない。

高齢化と人口減少は免れない。

一方こんな小さな町だけど訪れる外国人の数は
増えていて、海の向こうからこの町にやってきて
働いている人たちもいる。

入澤の壮大な計画はさておき(笑)
みんなで何か形に出来たらそれは面白いし楽しいに決まってる。

来月の会議が楽しみだ。