25歳の時、 兄にすすめられるがままに受けた 自己啓発のセミナーを皮切りに、 振り返ればこの30年間さまざまなセミナーを受けてきた。 私は、昔から、知ってる人が誰もいないところへ、 一人でセミナーを受けに行くのは全然平気なくせに、 例えば、 「じゃあ、今日のお昼はワークをやったグループで 食べに行ってくださぁ~い!」 と主催者から言われたりすると、 急にブルーになったり、 行った先に、よくは知らないけど、 何となく顔は知っている人たちがいたりすると、 突然気が重くなったりした。 それは、 結婚し母親になったり、 会社での立場が変わったり、 年と経験を重ねても、 あまり大きく変わることはなかった。 何でそうなるのか、 自分ではよくわからなかった。 と言うか、 そこについてさほど 真剣に考えたことはなかった。 ・・・が、 3年前にアメリカのギャラップ社が開発した 「ストレングスファインダー®」と言う人材育成ツールで、 自分の傾向を知り、そうなる理由が初めてわかった。 どうやら私は、近くて狭くて深い人間関係を好むらしい。 そんなことは初めて知ったのだが、言われてみれば、 なるほど、確かに、そうだった。 私は中学、高校、短大、新卒で就職した会社、と 10代~20代前半で知り合った人たちと、 今でもずっとお付き合いが続いている。 定期的に会っては、いつも同じような話をして、 みんなで「あ~くだらなすぎる~」と、 ギャーギャー笑って「またね~」と別れる。 10代で出会った友人たちとはそれこそ 40年間そんなことをしている(笑) だいたい、夫とも18才で知り合い、 10年付き合って結婚したし、な。 要するに私は、 初めて会った人や少々顔見知りの人と その場だけでこの先どうなるのかわからないにも関わらず、 近しくせねばならない(と自分で勝手に思い込む)場面が とても苦手で、どうしたらいいかわからないその距離感に、 何とも居心地が悪くなってしまう、 要は社交的ではないと言うことがよくわかった。 確かになぁ。 今まで生きてきて交友関係を広げたいとか、 一度も思ったことないしなぁ。 でもなぁ、私は、今、社長だしなぁ、 ・・・と、このままではいかん気がしてきた3年前。 そんなこんなで、自分の資質に納得した私は、 「これは面白い!」と、早速社内のマネージャー、 チーフとそのツールを共有し相互理解の促進に活用した。 自分の傾向を知り、自身の得手、不得手がわかると、 得意でないことは得意な人に助けてもらえばいいんだなと 思うようになる。 それはイコール、自分を認め、相手を認めることに繋がる。 そもそも、自分一人でできることなんてたかが知れている。 チームのパフォーマンスを上げるには、 お互いが持っている資質の貸し借りをしたほうが 手っ取り早い。 しかーし、なかなか、それが口で言うほど簡単ではない。 しかし、 しかーし、ストレングスファインダー®を知ると、 「貸し借りしてみよっかな~」と言う気になる。 と言うワケで、 先週の金曜日は相模原商事(株)様で グリーンコアのストレングスTOP5活用方法や、 TOP5を通して相互理解を深めるお話をさせて頂いた。 3時間だったが、 「面白かった!」 「よくわかった!」 「みんなで使いたい!」 と喜んで頂けた。 PCやら資料やら、そもそも荷物が多かったのに、 私は何も考えずおにぎり2個と水筒までバックに 入れて家を出てしまい、バックがなまりのように重く、 なぜこんなにバックが重いんだと思いながら、 本を読んでいたら、 行き慣れない場所ゆえ、勘違いして目的地手前の駅で 慌てて電車を降りてしまい、やっとこさでたどり着いたので、 ご参加頂いた皆さんに喜んで頂けたのは、ひときわ嬉しかった。 蛯谷社長、 相模原商事の皆様、 ありがとうございました~!