ツラツラと

腹が立つことは時々ありますが、
しつこい性格のワリには、
その感情はあまり長続きしません。


無理して我慢している、と言うワケでもなく、
気づくとその感情が処理されて消えている・・・
と言う感じです。


でも、この間、久しぶりに(いつ以来だろう?)
「腸(ハラワタ)が煮えくり返る」
と言う体験をしました。

その事実を知った瞬間、
「ふざけんな!」と怒りのスイッチが入り、
腹が立って腹が立って腹が立って腹が立って・・・、
怒りに震え、呼吸困難に陥るかと思いました(マジ)


翌日も、
翌々日も、
翌々々日も、

 
数日の間、腸がフツフツと煮えている
状態が続いていたのですが・・・

 
「私はこの出来事を忘れることはできない」
と思った時に、怒りのスイッチがオフになり、
自問自答のスイッチがオンになりました。


忘れることが出来なければ
そのことを繰り返し考えるだろうし、
と言うことは、
煮えくり返った状態はキープ・・・


いや、さすがに、それは、疲れるし、
なんかカッコ悪い。


と言うことで自問自答にシフト。


「なぜ、私はあんなに腹が立ったのか?」 


 と。

ツラツラと2日間くらい考えていると、
色々な考えが浮かんできました。


そうこうしていると、
その事象を引き起こした要因も
うっすらと見えてきて、

 
「2度と同じようなことが起きないためには
 どうしたらいいのか?」


を考えるようになっていました。

こうなると、怒りの感情は、
ほぼ消えてなくなっています。


とは言え、
思い出しては「やっぱりムカつく」を
2、3回は繰り返しますが(笑)


以前、アンガーマネジメントの研修で、
「怒り」は「二次感情」で、
「苛立ち」「恐怖」「不安」「恐れ」「寂しさ」
といった一次感情が存在し、それが「怒り」として
表出しているのだと教わりました。


まさに、私の腸が煮えくり返ったのも、
よくよく考えると「寂しさ」からきたものでした。


と言うワケで、


冒頭に書いた、
「気づくとその感情が処理されて消えている」
理由は、怒ったあとに、ほぼ必ず、思考が
自問自答にシフトするからです。


人間は「?」を投げられれば考える動物なので、
どこからでも「?」が飛んでくれば考えます。


なので「怒り」の感情に存分に浸ったあと、
自問自答のスイッチを入れれば、
だいたい2日ほどで怒りから
解放されるのではないかと思います(笑)


「怒り」から解放される「自問自答」の注意点は、
主語を自分にすることです。


今、千葉県の君津にいるのですが、
今朝、鹿野山九十九谷展望公園から、
きれいな雲海を見ることができました。






綺麗でした~!


「美」はホスピタリティですね。


 煮えくり返った腸が存分に癒されました。



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