植木と言えば「入澤造園!」

ホテルグリーンコアのスポークスマンとして、
14年近くに渡り、汗を流してくれた入澤健と言うスタッフが、
10月末で退職することになりました。


入澤は2棟目のホテルグリーンコア+1のスタッフとして入社後、
白岡、土浦、坂東と、それぞれのホテルの立ち上げや運営に力を
尽くし、また、持ち前の明るさとお得意のフットワークの軽さで、
地域の人脈作りに奔走し、グリーンコアの発展に大いに貢献して
くれました。


そんな入澤がグリーンコアからいなくなる日が来るとは、
正直、私も、夢にも思っていませんでした。


以前から体調がすぐれないお母さんと、
植木屋さんの仕事を続けている年老いてきた
お父さん。

2人だけの生活が少しずつままならなく
なってきたことは、時間の経過とともに、
入澤の中で大きな問題になってきていました。

そして、両親の生活への不安が
いよいよ現実的なものとなってきた中での
コロナ禍。

どうしたらいいのか?
どうするべきなのか?

を思いあぐね、考えあぐねている時の入澤は、
一時誰の目からもわかるほど、
落ち込んでいる様子でした。

数ヶ月の時間を経て、
入澤が出した結論は、

「父親の跡を継いで植木屋さんになり、
 母親の面倒をみる。」

でした。
(入澤はウチに入社する前の3年間は
 植木屋さんの仕事をしていました。)

当初、私は、入澤が出した結論を
理解はできたものの、
すぐには納得はできませんでした。

「なんで、会社がこんなに大変な時に辞められるの?
 今まで一緒に仕事をしてきた時間は何だったの?」
 
と言う気持ちでした。

・・・が。

入澤との14年近くの歳月を丁寧に振り返った時、
私の中に込み上げてきた感情は、
やっぱり「感謝」に尽きる・・・と言うもので、
それが自覚できた時、

入澤の退職は紛れもなく淋しいことだけど、
みんなで笑顔で送り出そうと決めました。

コロナで盛大な送別会はできないため、
先日マネージャーが集い、久しぶりにリアル研修をした日の夜、
私の姉が作ってくれたお料理をみんなで囲み
入澤の労を労いみんなで号泣する予定でした・・・が、

入澤がいかにお酒に飲まれてみんなに迷惑をかけてきたかの
大暴露大会になりました(笑)

リクルートの山田さんも駆けつけて下さり、
笑いが絶えず、明るい入澤にはぴったりの
送別会になりました。


 

これから、入澤は、お父さんの下で、
歌って踊れる、いえ、飲んで暴れる、
いえ、植木と言えば「入澤造園!」になるための
修行が始まるワケですが、

ホテルグリーンコアで開発した
「段ボールシールド」や、「おすぼうさん」や
「踏むんだ君」の販売窓口でもあり続けるため、
グリーンコアとの関係はこれからも続きます。

この決定に多くのスタッフが喜びホッとしていたことに、
入澤は周りにどれだけ迷惑をかけても、
決して嫌われないすごい人なんだということを
私も改めて思い知りました(笑)

私は、

入澤の、気持ちのいい「二つ返事」が好きでした。
今まで、その「二つ返事」に何度も救われ、そして、
支えられてきました。

ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

何度言っても足りません。

なので、来年の新年会、もし、
リアルで集えるような状況になっていたら、
入澤造園の作業着のまま来て下さい。

お酒に飲まれてみんなに迷惑かけても許します。




入澤君に会えること、

みんな、きっと、喜ぶから。


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