木戸Bar

 

普段、寡黙な経理部長が、


「夜になるとあそこがバーになるんです。」


と、


来館していた会計事務所の人に、
珍しく得意げに説明をしていました。


「あそこ」とは、ホテルグリーンコア+1の
朝食コーナーの一角で、

    


「バー」とは、カクテル男子木戸君が出社する日に
営業しているお店「木戸Bar」のこと。




経理部長が得意げに説明をしていたのには、
ワケがあります。


昨日の夜「木戸Bar」では、
ハイボールが8杯、カクテルが24杯、
なんと計32杯も売れたのです。


そうです、経理部長は、

「ウチってすごいでしょ。」

と自慢していたワケです(笑)

今朝、駐車場で車からおりると、
信号待ちをしていたスタッフが、
少し離れたところから大きな声で、


「社長、木戸君のこと褒めてください!
 昨日、32杯も売ったんですよ!」


と教えてくれました。

事務所では、統括マネージャーが、
32杯売れたことを言いたくて、
私を待ち構えており、


「社長、まさに、APOPⅡですよ!
 カウンターで飲まれていた知らないお客様同士が、
 連絡先を交換されていたそうですよ!」


と興奮気味に報告をしてくれました。


(APOPⅡと言うのは、誰からも頼まれてもいないのに、
 勝手にお客様とお客様を繋げるウチの取り組みを
 指しています。)


とにかく、みんながみんな喜んでいて、
何とも気持ちのいい一日のスタートになりました。


昨日の夜、32杯売ったのは木戸ですが、
その背景には、昨日一緒にシフトに入っていた
大坪と言うスタッフの絶大なるアシストがあったはずです。
そのアシストがあったからこそ、でしょう。


もっと言うと、


木戸のリクエスト通り、カウンターテーブルを
丁寧に丁寧に作ってくれた添田と言うスタッフがいなければ、
32杯は成しえなかったのでは?と思います。





さらに言うと、

夕方になるとエレベーター前で流れ始める、IT推進部作、
木戸が氷から作るハイボールの動画がなければ
「木戸Bar」の存在を知ってもらうのは、
もう少し時間がかかったかも知れません。




そして、何より、


チェックインされるお客様に「木戸Bar」のことを
せっせと案内する仲間たちがいてくれるからこそ、
カクテル男子木戸君は「木戸Bar」を継続することが
出来ているのでしょう。



何が言いたいかと言うと・・・



なんだか、泣けてくるワケです。


去年1年間、理不尽な想いを充分すぎるほど味わったから、
わかっているはずなのに、知っているはずなのに、
みんなのひたむきさに、みんなの笑顔に
みんなでせっせと協力しながら前を見ているその姿に、
心を打たれてしまうのです。


泣きながら自慢です(笑)


「緊急事態宣言が解けたら、地域の人たちにも、
 ちょっと飲みに来て頂ける場所として、
 「木戸Bar」をご利用頂けたら嬉しいです。」


とカクテル男子は力強く言っていました。


この写真のお客様たちの後ろ姿が物語っているように、



「何、あれ?何なの、ここ?え?バー?」


と、


「君たち、何者?」


と言う、グリーンコアが目指している
最大の賛辞をお客様から頂けるよう、


見えないバトンを、
笑顔で繋いでいきたいと思います。

いえいえ、


見えないバトンを、
みんなが笑顔で繋いでいけるよう、

私は環境を整えていきたいと思います。


笑う門には福来る


笑顔で参ります!



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