おじいちゃん社長

17日の投稿の続きです。

80歳オーバーのおじいちゃん社長は、
妙にハンチング帽が似合う、正真正銘のおじいちゃんでした。




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話を聞くと、おじいちゃん社長は、40年間続けてきたその
お店を、何ならそのままひっそりと引き継いでくれる人を
探しているようでした。

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「一人で子供を育てているような人が、ホントは
 一番いいんですよ。」


と、おじいちゃんが持つ「一人親は頑張る説」を
繰り返し聞かされたので「ウチが手をあげても
ダメなのかな・・・」と思いきや、
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「グリーンコアさんがやってくれると言うのであれば、
 それはそれでこんなに嬉しいことはないですよ。」


とも言うので、最初は「どっちだーい!」と言う感じでしたが、
何度か会ううちに、おじいちゃん社長はだんだん、
「グリーンコアさんお願いしますモード」になってきました。
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突然降って沸いたようなお弁当屋さんの話に、私は
「よーし!構想4年!今がその時!お弁当屋さんをやろう!」と、
おじいちゃんの後継者になる気満々で「そうさ100%勇気
 ♪もうがんばるしかないさ♪」と光GENJI状態でした。
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とは言え、おじいちゃん社長のお弁当屋さんはチェーン店の
加盟店。おじいちゃんの独断で勝手に色々出来ないのでは?と、
チェーン店の仕組みや本部との関係などを色々質問すると、

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「私は40年もやってきているから大丈夫ですよ。」
「私が本部に言えば大丈夫です。」

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とニッコリ笑って自信たっぷりに言われるので
「そっか。そうなんだ。良かった。」と、基本人を疑わない?
素直?単純?要は、要所要所ですっとぼけな私は、
おじいちゃん社長の言うことを鵜呑みにして、お弁当屋さんを
引き継ぐ話を進めていました。

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話が進んで「では、本部へ行きましょう!」と言う流れになり、
打ち合わせをしていたその場で、おじいちゃん社長が本部へ
アポを取るため電話をかけた時、やり取りを聞いていると
「おや?」と言う空気が一瞬流れたのですが…
打ち消したワケですよ。そんなはずはない、と😅

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本部へ行って、契約をして、色々忙しくなるなぁ…と
私が想像していたのは言うまでもなく、もうその時点で、
マネージャーたちには「お弁当屋さんをやる!」と、
決意表明をしていました。

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・・・が、ところがどっこい、と言うか、案の定と言うか、
本部へ行く予定の前々日、私の携帯におじいちゃん社長から
電話がかかってきました。嫌な予感・・・

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「いやー、本部の人がね、法人とはFC契約しないって
 言うんだよ。困ったねぇ。なんでそう言うこと
 言うんだろうねぇ。昔はそんなこと言わなかったのにさ。
 困ったねぇ。」
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って、


いやいやいやいや、困ったのは光GENJIになっていた
私のほうですよ、おじいちゃん!


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「え、え、えーーーーーーーー!」

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と言うワケで、この話の続きは、また、あとで😭


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