声は流れず、そのまま積みあがる

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5月11日水曜日の夜、

大阪の情報工房(株)宮脇社長のご厚意で、
会社の研修室をお借りし、

マザーリングマネジメントのイントロダクション講座を
開催させて頂いた。

宮脇社長は、(株)リクルートライフスタイル
山田修司さんからのご縁で繋がった方だ。

ありがたし。

以前、休みの日にわざわざウチの社員と集い、
山田さんのプライベートな相談に
付き合わされた事があったが、
付き合っておいて良かった(笑)

また、

ついこの間の日曜日、

社内外の人たちがウチのホテルに集い、
山田さんの仕事の相談に
付き合わされた事があったが、
付き合っておいて良かった(笑)

さて。

宮脇社長は、NTTでセールスプロモーション、
ダイレクトマーケティングを担当されたのち、
独立し情報工房株式会社を起業された。

情報工房さんは、従来のコールセンターを
「コールセンター」と「戦略的コンタクトセンター」
として捉え、デジタルとアナログ双方の
コミュニケーションツールでCRMを実現されている。

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講座の前に社内見学を希望したところ、
宮脇社長が快諾してくださり、ウチの社員2名と
一緒に社内を見せて頂いたが、

社内に張り巡らされているその仕組みと果敢な取り組みに、
私たちは尊敬の念と同時に「1歩でも追いつきたい」という思いで
いっぱいになった。

それにしても、宮脇社長と言う方は、
実に嬉しそうに楽しそうに面白そうに、
仕事を語る。

子供が面白いオモチャを見つけた時のように、
それはそれは、嬉しそうで楽しそうで面白そうなのだ。

「嬉しそうに語るってこういう人の事を言うんだな。」

と、その語りっぷりが何とも興味深い。

情報工房さんは、効率なんてどこ吹く風と言わんばかりに
コミュニケータの皆さんが、日々お客様の生の声を
あの手この手で時間をかけて、一生懸命せっせと集める。

キホンのキ、なのだ。

キホンのキに一生懸命取り組むスタッフと
集まった生の声を料理して次に繋げるスタッフ。

その仕組みを創り出した宮脇社長が、
嬉しそうに楽しそうに、そして面白そうに、
経緯と背景と到達したい未来を語る。

経営者があんなに熱く一生懸命語っていたら、
そりゃあ、スタッフも頑張って働いちゃうよな。
しょうみなところが(←使い方&言う場所あってまっか?)

宮脇社長は、

「コミュニケーターと顧客の声は流れない。
 声は流れずにそのまま積みあがる。
 でも、それをわからない人があまりに多い。」

と、おっしゃっていた。

なんともカッコいい。

人は人に動機づけられる。

改めてそう思わせて頂いた大阪の夜だった。