マザーリングマネジメントが生まれたワケ

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父親が副業として始めたビジネスホテルの仕事に就いて、私も今年で29年目になる。

2005年に2棟目、2009年に3棟目、2010年に4棟目を開業し、そして、今は今年12月に開業予定である5棟目となる「ホテルグリーンコア坂東」の準備を進めているところだ。

「ホテルグリーンコア坂東」が建つ茨城県坂東市には駅がない。

最初のホテルの開業後5年目に急逝してしまった父が、もし、生きていたら、駅のない街にホテルを建てると決めた兄と私をどう思うだろう・・・と考え、

続けて、

「みんなで頑張るから、どうか、見守っていてください。」

と思う。

今でこそ、

「みんなで頑張る」

と思える私だが、

2棟目を開業した2005年まで、私は、ずっと、自分一人で仕事をやっているつもりでいた。

2005年の2棟目の開業と同時に、それまで上手くいっていたことがとことん上手くいかなくなり、規模の拡大によって様々な問題を突きつけられ、私は1人でできることなんてたかが知れていると言うことを思い知った。

1人でやっているつもりでいたことが、いかに思い上がりであったかを自覚した。

次から次へと起きる問題に本当に嫌気がさして、なんでこんな目にあうんだろうと涙が止まらなくなった時もあった。

・・・が、

なぜ、そんなに次から次へと問題が起きたのか、今ならわかる。

私は、2005年、私自身が変わらざるを得ない状況に追い込まれた。

しかし、振り返るとそこが私にとって大きな転機となった。

そして、そこからの試行錯誤の10年間が、2014年の(社)マザーリングマネジメント協会の設立、2015年からスタートさせたマザーリングマネジメントの講座活動に繋がっている。

マザーリングマネジメントは、

「自発的に仕事に取り組むご機嫌な社員を増やすマネジメント」

だ。

自発性のボタンを押したスタッフのやる気は、まるで、夏の入道雲のように湧き上がる。

だから、私たち上司が用意すべきものは、夏の青空。

講座では、私がグリーンコアで試行錯誤してきた取り組みを体系化し、グリーンコアのスタッフの驚くべき自発性が引き起こす?「マジですかぁ~」と言う最新事例を交えながら(笑)、

マザーリングマネジメントのポイントをお伝えしている。

部下との関係性に悩まれている方や、部下の自発性を今よりも引き出したいと思われている方はもちろん、今のマネジメントではどうも上手くいっていないと思われている方など、現状打破すべく、ご興味があるようでしたら、是非、どうぞ、イントロダクション講座へお越し下さいませ。

そして、

一度ご参加頂いている皆さま!5月からイントロダクション講座をリニューアル致しました。再参加頂いた方々からは、身に余るお褒めの言葉を頂いております。是非、また、どうぞ、お越し下さいませ。お待ちしておりますm(__)m

皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております。

*「マザーリング」の「マザー」は「母性」と言う意味ですが、母親経験者にしかできないマネジメントでも、管理してコントロールするマネジメントでもありません。「子供の成長を見守る母親のように社員の成長を見守るマネジメント」です。 「私は部下もいないしマネジメントする立場ではない」と言う方も、是非、どうぞ。ご自身の人間関係に置き換えてお聞き頂ければと思います。

*さらに詳しいイントロダクション講座のご案内は↓こちらになります。

https://mothering-m.or.jp/intro/