先日、 福岡を訪れた際、 「博多の食と文化の博物館」通称『ハクハク』を訪れ、 明太子を九州の一大産業に築き上げた、 「ふくや」川原社長のお話をお聞きする機会に恵まれた。 『ハクハク』では、ふくやさんの明太子が箱詰めされるまでの 工程をガラス越しに見学したり、創業からの歴史を肌で 感じることができる。 久しぶりの工場見学(*'▽') 「工場見学」の4文字は、 私を童心にかえす力があるため、 バスから降りると自然と小走り(笑) 施設内をグルッとまわったあと、 誰かが売店で買った唐揚げを、 みんなで少しずつワケて食べる。 そんな距離感を自然と作る、 工場見学ってすごいと思う(*'▽') 創業者であるお父様が、 川原社長に繰り返しおっしゃっていたのは、 「勝負は味でしろ。」 と言うことだったと言う。 食べ物なんだから勝負するのは、どこまでいっても味だ、 と。 当たり前と言えば当たり前なのだろう。 でも、 お客様が増え、社員が増え、店舗が増え、 会社に入ってくるものと出ていくものが、 どんどん大きくなっていく時、 当たり前のことを当たり前のようにやり続けることが どれだけ難しいか。 「当たり前のことを当たり前にやる」 そこに挑み続けた結果が今のふくやさんなのだ。 「気迫」と「仕組み」 そんな言葉を思い浮かべながらお話を聞かせて頂いた。 ふくやさんでは、社員の皆さんが個人的に勉強、 資格を取得することを積極的に奨励していると言う。 なるほど、と思い グリーンコアでも早速真似をすることにした。 それは何かと言うと、 「学び応援」(←そのものズバリやん) ~グリーンコアは社員の学びを応援します!~ で、 資格取得のための受験料を会社で負担すると言うものだ。 この取り組みを機に一人でも多くのスタッフが 「私も何か勉強してみよっかなぁ~」 と思って行動に移してくれたら嬉しい。 と、 書いたところで突然思い出した。 私の姉は、 大昔も大昔、 それこそ、まだ、結婚する前、 突然、 「私は作詞家になる!」 と言って六本木にある作詞家教室に通っていたことがある。 突然だったからなぁ。 さすがの親も、 「学びを応援します!」 とは言えなかったのよねぇ、きっと。 あれは一体なんだったのだろう。 今度会った時に聞いてみようと思う。