改心

 

前回のブログの最後に

「続く・・・」

と書いたのだが、

今日はちょっと違う話をm(__)m

ある日、

双子の上の娘の部屋のベッドで、
大の字になっていたら、

部屋に入ってきた娘に、

突然、

「今まで何度も何度も、
 カーペットの上でスリッパをぬぐな! 
 と言っているのに、
 なんでそれがわからないんだ!
 その理由をよく考えて言え!」

と、

怒られた、

と言うか、

「今度カーペットの上に置いたら、
 ただじゃおかない!」

と、

脅された。



「ほーい。」

と返事をして、

なぜスリッパをカーペットの上に
ぬいでしまうのかをよく考えてみた。

よく考えて、

私はスリッパの置き場所に1ミリの関心もない、

と言う答えにたどり着いた。

が、

そのまま言うともっと脅されると思ったので、

「クミ(娘)がなぜそこまでカーペットの上に
 スリッパをぬぐのが嫌なのか、お母さんには
 今ひとつ理解できていないからだと思う。
 なんでそんなに嫌なの?」

と聞いてみた。

「ふーん。」

と言った娘が、

「あのね、ウチはカーペットを、
 きれいにしておきたいの。
 
 毎日、カーペットをころころしてるの知ってる?
(いや、知らない)

 だから、スリッパをこの上でぬぐな!
 人が嫌がることをするな!」

目に見える大きなゴミがなければ
キレイだと思っている私と、

髪の毛一本落ちていない状態を
キレイだと思っている娘。

そもそも「キレイ」と言う言葉の意味合いが違う。

「誰に似たんだろ」

と思ったが、

昔、

夫のお兄さんは何種類も持っている整髪料を、
背の高い順に壁につけてピタッと並べていた。

そして、

床に敷いてあるカーペットの髪の毛を
毎日ガムテープでペタペタ取っていた。

そこかぁ。

まぁ、

相変わらず私は

スリッパの置き場所に関心はないが、

「人が嫌がることはするな」

と言うごもっともなことと、

ホントに嫌なんだなということを、
やっと理解できたので、

気をつけよう!

と改心した。



相手は嫌がってないけど、
自分は嫌なこと、

は、

相手に面と向かって言わないと伝わらない。

いや、

面と向かって言ったくらいでは伝わらない。

伝わるまで伝えないと伝わらない。

こちらが言ってることに対して、
相手が関心がなさそうなら、

なおさら。

だから、

私を改心させた、
今回の娘は、

エライ!

でも、

このあと、

娘のベッドのマット買い替え問題が
ひたすら続くと予想される。

私にとって、

娘のベッドのマット買い替え問題は、
これまた、これ以上関心がないものはない!
というくらい全くもってどうでもいい。

暑く厳しい夏になりそうだ(-_-;)