イントロダクション講座

「なぜ、ホテルグリーンコアのスタッフは、そんなに楽しそうに働いているのですか?」

「なぜ、あなたのホテルのスタッフは、誰もが一生懸命に仕事をしているのですか?」

これは「ホテルグリーンコア」の取り組みがまとめられた書籍
『巡るサービス―なぜ地⽅の⼩さなビジネスホテルが⾼稼働繁盛ホテルになったのか』(オータパブリケイションズ)
『社員が夢中になって働き出す 包むマネジメント』(ぶんか社)
これらの出版を機に開催するようになった講演会で、何度も繰り返し受けてきた質問です。

ホテルグリーンコアは埼玉県、茨城県で4地区5棟を運営するビジネスホテルです。

弊社ではお客様に積極的に関わることで、独自のホスピタリティを形成しています。
その源泉は、いつも機嫌よく、自発的に働くスタッフ達です。

とびきりの笑顔でフロントに立っているのは当たり前。
お客様のクレームにさえ、「僕が、私が」と飛び出していくスタッフが多いですし、
むしろそんな時ほどお客様がスタッフの対応力に感動して、ホテルのファンになってくださるケースが後を絶ちません。

このホテルグリーンコアで培ったマネジメント手法が「マザーリングマネジメント」です。

 

子どもの成長を見守る母親のように、社員の成長を見守る

「マザーリング」(母性を活かした)とうたっていますが、
子育て経験のない女性でも、もちろん男性でも、誰でも実践できます。

従来のトップダウン、画一的な管理といった「強制・強要」のアプローチよりも、
相手に寄り添い、イメージを共有しながら成長を見守る「共感・共有」をベースにしたマネジメントです。

部下一人一人に合わせて適切に働きかけ、安心安全な環境をつくることによって「自発的に仕事に取り組む」「ご機嫌な社員」を増やします。一言で言えば、「子どもの成長を見守る母親のように、社員の成長を見守るマネジメント」です。

このイントロダクション講座では『泣ける会議 ~部下が活躍できる職場にする マザーリングマネジメント〜』から、
マザーリングのエッセンスと、明日から使えるコミュニケーションのヒントを、2時間に凝縮してお伝えします。

開催日時、会場、お申し込みはこちら


■見守る・傾聴・ストロークで「安心な場所」をつくる

想像してみてください。
「自分の部下が自分の頭で考え、自ら行動して結果を創り出してくれるようになったら…」

そのために上司が覚えるポイントはたったの3つ。

●信頼を伝えるための「見守る」

●受け入れていることを伝えるための「傾聴」

●関心を伝えるための「ストローク」
(最後のストロークはなじみが無いかもしれませんが、働きかけといった意味の言葉です)

これら3つの行動を、部下とのコミュニケーションで意識して使うことで、
部下は上司との関係性に安心・安全を、少しずつ感じるようになっていきます。

 

「信頼され、受け入れられ、関心を持たれている」と本人が感じる状況で、部下は自発性のスイッチを押し、仕事にいきいきと取り組むようになります。

一方で上司は、部下の得意・不得意や、性格、自分に対してどんな風に思っているのかが、今まで以上によく見えるようになってきます。
そういう意味でこれは、「人と自分を知る」ことから始まるマネジメントとも言えるでしょう。

他人に自分のやっていることがどう思われているか分からない職場で働くと、人はどうしても不安になります。
不安を抱いた社員がひとり、またひとりと増えていけば、会社の人間関係全体が悪化して、仕事やサービスの質にも影響します。

人と人の関係の質は、私たちが思っている以上に、組織の結果に質に影響を与えているのです。

 

■人間関係をつくるのはコミュニケーション

人と人の関係性をつくっているのは、私たちが日々積み重ねているコミュニケーションです。

私たちはよく「言ったことが相手に正しく伝わらない」という経験をしますが、
それは、伝えた通りに伝わるのではなく、「相手が受け取り、理解し、解釈した通りに伝わっていく」というコミュニケーションの持つ性質です。

私たちのコミュニケーションは、自分と相手の「認知」と「行動」がそれぞれ順番に影響を与えています。

相手の印象=「自分の認知」を引き起こすのは、「相手の行動」です。同様に、
自分の印象=「相手の認知」を引き起こすのは、「自分の行動」です。

そして、誰かとの関係が滞って悩んでいるときは、「相手の行動」を見た自分が
「きっと〜なんだろう」「どうせ、〜なんでしょ」と
勝手な自分の認知=「思い込み」をしてしまうことから始まります。

相手に確認したわけでもない、聞いてすらいないことを勝手に妄想し、自分の頭の中でぐるぐる回すうちに、あたかも真実であるかのように事実化してしまうのです。

さらに、
「よく分からないけれど、あの人は何かムカつくからイヤ」
「あの人の言動がシャクに触る!」
「うまくいかないのは、相手のせい。相手が悪い。」と
感情も混ざり合うことで関係性はさらに悪化し、思考停止した負のループから抜け出すことが難しくなります。

人間関係の問題は必ずと言っていいほど、「コミュニケーション不足」に起因しています。

「感情論」を嫌い、仕事に感情を挟んではいけないと考えている大人は多いですが、そうして胸に押し込めてきた感情こそ、本当は、仕事の成果や数字と密接に影響し合っています。

 

■「自分の行動が、相手の認知につながっている」

このコミュニケーションの原理・原則を自覚することで、自分の行動を変えるきっかけが見つかり、自ら円滑なコミュニケーションができるようになっていきます。

上司が、自分と部下との関係性や、部下同士の関係性を俯瞰で眺められるようになると、社内で起きている「結果の質」に関する問題について、「関係の質」からアプローチしていくことが可能になるのです。

社内のコミュニケーションの糸がほぐれてくると、自発性のスイッチがあちこちでONになります。
業務の機動力と馬力が変わってくるのをありありと感じることができ、それは自ずと、会社の数字にも反映されていくでしょう。

 

■マネジメントの目的は、部下と闘うことではない。

「見守る・傾聴・ストローク」は最初のうちは面倒なプロセスに思われがちです。
しかしマザーリングを実践して部下の特徴を把握できるようになると、より速く、さらに効果的な働きかけができるようになってきます。

ストロークを効かせて部下の自発性が発動しさえすれば、あとは勝手にドライブがかかっていくのを見守ればいいのですから、精神的にもラクです。何を考えているのかよくわからない部下と延々闘い続けるより、それはよほど合理的です。

マネジメントの目的は、部下と闘うことではなく、部下の行動が次につながるように、環境を整えることです。

 

■「人」どうしの組み合わせは多様。関係ごとに、やり方を試行錯誤。

マザーリングマネジメントの目的は、部下に自発性のスイッチを入れてもらうこと。
でも、そのために先に変わらなければいけないのは、実は常に上司の方です。

なぜなら、人と人の組み合わせは実に多様なもの。
関係性の作り方は部下ひとりごとに異なるのが当然で、手綱を引くのはもちろん導き手である上司です。
本当に試行錯誤していかねばならないのは、常にマネジメントをする私たち上司の側です。

 

決してこちらは口に出さないと決めて何かしらの仕事を任せ、その仕事ぶりを見守り、傾聴してストロークを投げる。
…すると、彼ら自身もまだ気づいていないような特徴、長所や短所が見えてくることがあるのです。

そのありのままの彼らの個性を、誰かが認めて信頼することで、彼らが改めて自己を知るきっかけとなり、いよいよ自発性のスイッチを押すチャンスがやってくるかもしれません。

人の成長は緩やかで一歩一歩。手は放すが、目は離さない。そのままを積み上げる。
マザーリングマネジメントとは、「人をあきらめない」マネジメントでもあるのです。


冒頭の質問のように、
世の中の上司という立場にある方は、どうやら私が思う以上に、ご自身の部下の仕事ぶりに対して悩まれているようです。
同時に、仕事を苦役か何かのように思い、毎日不機嫌な顔をして働いている社会人も驚くほど多いのが現実です。

あなたももしかすると、ご自身の部下に対して
「なんで人から言われたことしかやらないんだろう?」
「どうして人から言われたことさえ、できないのか?」
といった悩みを抱えらっしゃるのかもしれません。

人に指示されないと何もできない人間よりも、
自発的に仕事に取り組む、ご機嫌な社員に囲まれている上司のほうが、本来自分がやるべき仕事に注力できます。
結果的に上司の評価も、会社の業績も上がります。

会社だけでなく、学校、家庭、サークルといった場でも人を活かし、育てることができますから、あなたを取り巻く人間関係は驚くほど変化するでしょう。

ぜひ、私たち「ホテルグリーンコア」のマザーリングマネジメントを知っていただければ幸いです。
主な内容
Ⅰ なぜ、マザーリングマネジメントが生まれたのか?
トップダウン型の指示命令では動かない部下
部下が自発的に仕事に取り組むことの効果

Ⅱ マザーリングマネジメントとは何か?
社員が安心できる場所をつくるためのマネジメント
自発性を生むコミュニケーション

Ⅲ マザーリングマネジメントの実践方法
認知と行動のブラインドループ
「見守る」「傾聴」「ストローク」
上司も部下にとっては環境の一要素

Ⅳ マザーリングマネジメントの成果事例
ホテルグリーンコアの成果
部下が新サービス、新キャッシュポイントを創造する

Ⅴ シェア&フィードバックタイム
質疑応答や事例に関する質問
※理論だけではなく、講座内容を実感していただけるワークがあります。

講座のポイントが詰まったレジュメをお持ち帰りいただけます。
ぜひ振り返りにご活用ください。


開催要項
【講師】金子 祐子
一般社団法人 マザーリングマネジメント協会 代表理事
株式会社ナビ 代表取締役社長(ホテルグリーンコア運営)

【日時】11月28日(火) 19:00〜21:00 受付終了

【会場】東京芸術劇場 ミーティングルーム
東京都豊島区西池袋1-8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分(駅地下通路2b出口と直結)
【対象】どなたでもご受講いただけます
【受講料】5,400円(税込)
【お支払方法】クレジットカード決済(Paypal)/ 銀行振込
※銀行口座等の詳細はお申込み後ご連絡致します
※当日会場でのお支払いはお受け出来かねますので、事前のお支払いをお願い致します。
(会場の規則により金銭授受を禁止されております)

 

事務局〈担当:奈良〉
E-Mail info@mothering-m.or.jp
TEL 0480-42-7788
FAX 0480-42-5643

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