講座レポート
1.222016
開催レポート 基礎講座@宿屋大学(1/5回目)
1月20日、東京高田馬場の宿屋塾にて、
マザーリングマネジメント基礎講座がスタートしました。
今回は宿屋大学さま主催の特別講座。
隔週で2時間×5回の連続講座です。
(通常の基礎講座は2日間で開催しています)
宿屋大学を主催されている近藤寛和氏(親しみを込めて、近藤さんと呼ばせていただきます)は、以前ホテルグリーンコアを取材され、
『巡るサービス-なぜ地方の小さなビジネスホテルが高稼働繁盛ホテルになったのか』(オータパブリケイションズ)
『包むマネジメント -社員が 夢中になって働き出す』(ぶんか社)
この2冊の著書でもいらっしゃいます。
マザーリングマネジメント協会の立ち上げ以前から講演などの機会を頂いており、
近藤さんの人柄と慣れ親しんだ場所で祐子理事長もリラックスした様子。
今回は9名(男性5名、女性4名)の方にご参加いただきました。
宿屋大学さまでもお互いの顔見知りの方も多く
「どうも〜!」「近藤さーん」
と世間話もしながら、楽しげ、和やかにスタートです。
ホテル、旅館のお仕事に関わる方が数名、
ご自分でお会社を経営される方も数名。
そして昨年からイントロ講座を受講され、実践されてきた方々です。
(中には「スタッフが自発的になってきた」という変化が生まれている方も!!)
全5回の初回の今日は、
イントロ講座の振り返りと、
「コミュニケーション」というものの検証(ワーク)
といった内容です。
イントロ講座のポイントを振り返りながら、
「関係の質(成長の循環モデル)」→「認知と行動のブラインドループ」の相関図から
普段私たちがとる「コミュニケーション」を紐解きます。
そして、
意識していないと陥りやすい「他責」「思考停止」という、
「部下と闘ってしまう」現象の解説へ。
(イントロ講座の内容についてはこちらをどうぞ)
「ウーン」と真剣にうなずき、メモをとる皆さま。
改めて、気づきがあるようです。
そしてイントロ講座を受講、実践されてきた方々ならではの
「祐子さんはグリーンコアで、そんな時なんて言って伝えるんですか?」
「奈良さん、社長(祐子理事長)は怒るんですか?」
わたくし奈良への質問もあったり(ありがとうございます!)、
祐子理事長がグリーンコアで実際にスタッフと
どんなコミュニケーションをとっているのか、
皆さん興味深々です。
また、
「祐子さんは、褒める時はどうしてますか?」
といった質問に、
祐子理事長
「私は褒めることは基本しないです。
『褒めて上手くいかせよう』というのは、透けて見えると思うんですよね。
ただ、本当に「すごい!」「上手だね」と思ったら、自然と口から出てるんです。」
ウーンと頷きながら、
「(会社でも子育てでも)『褒め育て」の呪縛に、私たちは囚われてるのかもね。。。」
「マザーリングといっても、マリア様のような『マザー』像ではないんですね」
と気づきを得られる方も。
楽しく、深く、気づきを得られるこういった随時の【シェア&フィードバック】が祐子理事長の本領です。
(会場後方から皆さまのやりとりを見ていて楽しいです。)
質疑応答にお時間をとってしまいましたが、
最後は「コミュニケーション」というものを検証するワーク。
「一方通行」と「双方向」のコミュニケーションから、
その結果を検証していただきます。
当たり前と思いがち、しかし注意が必要な「コミュニケーション」というものを体験しつつ、
最後は次回までの「宿題」を確認して
あっという間の2時間が終了です。
次回は2週間後。
気づきを確かめながら、じっくり深めていければ嬉しいです。
真冬の寒さ厳しい中お越しいただき、
そして積極的にご参加いただき、ありがとうございました!
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週末2日間の基礎講座は、次回は2月27日、28日に開催予定です。
まだお席に余裕がありますので、ご都合の合う方はぜひご参加くださいませ。
事務局 奈良